弥彦山一帯は、暖地系と寒地系の植物が出会う場所、種類も豊富で特に春の花山として親しまれています。
また、渡り鳥の中継地としても重要な地点であり、多くの野鳥が生育しています。春の森林浴は美しい花々と野鳥のさえずりが心地よい癒しと感動を与えてくれます。
(提供:弥彦の奥湯 観音寺 上州苑)
弥彦山系で咲く雪割草は「オオスミソウ」が主で、花の色や形の変異が多いのが特徴です。
マルバマンサク、ナニワズ、ヤブツバキ、ケキブシ、ケアブラチャン、 オウレン、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、シュンラン、 ミチノクエンゴサク、ホクリクネコノメソウ、コシノカンアオイ、 ウスバサイシン、ニリンソウ、イチリンソウ、エンレイソウ、フデリンドウ、 ミヤマカタバミ、タムシバ、キバナノアマナ、チゴユリ…e.t.c.
※近年、悲しいことに弥彦山周辺で自生植物の盗掘がみられます。 自然公園法<第13条3項>の規定により、国定公園内においては許可なくして雪割草やカタクリなど指定植物の採取は禁じられております。 トルのは写真だけにとどめて動植物保護にご理解をお願いいたします。弥彦村では、有志による巡回パトロールを実施しております。
イベント・サービスに関するお問い合わせ 弥彦観光案内所(TEL:0256-94-3154)又は各旅館まで。
土産物店街向かいの神社脇駐車場(大門町駐車場)は、彌彦神社参拝者用の駐車場で、無料にて比較的短時間でのご利用をお願いしております。またその上段のエリアは大型車専用となっております。登山・トレッキング等で長時間の駐車をされる場合は、神社東側の競輪第1駐車場等をご利用くださいますようご協力をお願い申し上げます。
弥彦山に咲く『雪割草』・『カタクリ』などの美しい山野草を観覧しながら、弥彦山・国上山からの眺望をたのしめるトレッキングルートを5つご紹介します。
道の駅国上→朝日山展望台→ちご道登山口→蛇崩→国上山山頂→剣ヶ峰→南沢の道→さくらの湯
国上山を山頂を目指すルートで、越後平野の背後に越後山脈、三国山脈が望める「蛇崩」の眺望はお薦めです。また登山での疲れは「さくらの湯」で。
黒滝城趾入口→南沢の道→林道出合→黒滝城趾→猿ヶ馬場→雨乞山→雨乞山分岐→八枚沢登山口→観音寺温泉
上杉謙信に縁のある黒滝城址から始まり、「南沢の道」で変化に富む小滝や渓流沿い に咲く花が楽しめ、「雨乞山」の眺望がお薦めのビューポイントです。
八枚沢登山口→雨乞山分岐→能登見平→清水平→能登見平→弥彦山山頂→弥彦山九合目→表参道(又は弥彦山ロープウェイ)→彌彦神社
八枚沢から弥彦山頂へ行くルート。登山口すぐの「雨乞尾根」でカタクリの群生が見れ、弥彦山頂からは佐渡・越後山脈などの雄大なパノラマ景観が望めます。 下山後は、弥彦温泉街で散策・立ち寄り湯をお楽しみください。
裏参道登山口→清水平→能登見平→雨乞山分岐→八枚沢登山口→観音寺温泉
裏参道入口を起点とするルートで、能登見平と雨乞山分岐のトレイルでは雪割草の群生と日本海・佐渡の眺望がたのしめます。また下山後は観音寺のお湯で寛ぎの時間を。
彌彦神社→表参道登山口→弥彦山九合目→弥彦山山頂→妻戸山分岐→(妻戸尾根経由)→八枚沢登山口→観音寺温泉→湯神社→弥彦公園もみじ谷→弥彦駅
表参道を通る弥彦山登山の代表的なトレイルで、雪割草の群生がみられる「妻戸尾根」、カタクリの群生地にであえる「湯神社」、「弥彦もみじ谷」の自然をたのしめるルートです。
各ルートについて
※時間・体力に応じて、各ルートを繋げて自由なアレンジが可能です。
※妻戸尾根は階段が長く続くため、下りルートがお勧めです。
※表記の時間は歩行時間のみの目安です。自然や歴史・文化を楽しむ場合には、十分な余裕を持って時間の設定やルート選択をしてください。
※万一に備え、事前の登山保険等への加入をお願いします!
越後三十三観音霊場・二十三番札所。本堂前の黄金に輝く聖観音菩薩像はスリランカ仏教界から寄贈されました。また、像の台座に耳をあてると心癒される音色を聴くことができます。
黒滝城は春日山城の支城であり、中世の動乱期に「黒滝要害」と呼ばれ、上杉謙信・上杉景勝の阿賀北衆支配の前線基地として重要な役割を果たしました。今、現在は「黒滝城址森林公園」となっております。
花めぐりの後にお風呂はいかがですか。
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弥彦の春をたのしんだあとは旅館でゆっくりと過ごして。
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見事に咲き誇る弥彦の桜たち、弥彦の文化・情緒にふれることができるお祭り、イベントなどにもこの機会に足をお運びください。
弥彦の桜は、4月上旬からの『染井吉野』に始まり、『八重桜』が盛りとなる連休前まで種々の桜を楽しむことができます。弥彦は量・質が豊富なことで全国的にも名高い桜の名所として親しまれています。
※2020年の「湯かけまつり」は、新型コロナウィルスによる感染拡大防止の為、開催中止となりました。(2020.03.04)おやひこさまのもと幾千年の昔から、湯神社にて湧き出づる霊泉の神湯を青笹で浴び、 勇壮な木遣りにあわせて湯曵き車と共に温泉街を練り歩き、無病息災、開運厄除、 商売繁盛、学業成就などを祈願するもので、一般の方々も参加できるお祭りです。
2020年 4月12日(日)
2020年 4月18日(土)
重要無形文化財に指定され、彌彦神社に伝わる古式豊かな舞楽「大々神楽」。 全13曲が奉奏されるのは年に1度、妃神様のご例祭日に当たる4月18日だけで、 舞殿にて午前10時から午後2時30分まで奉奏されます。この機会に一度ご観覧ください。